新築住宅の気密測定

今建てられている新築住宅のほとんどは、高気密・高断熱住宅です。

当社の新築住宅も同様です。

 

住宅がどれほど気密性を保てているか、高気密住宅として問題ないかを

はかる項目として「相当隙間面積 Ｃ値」があります

Ｃ値は数値が低ければ低いほど建物に穴などの隙間が少ないことになり

5.0以下の目標値がありました（今は何故かなくなりましたが）

高気密住宅のメリットは

1.漏気による冷暖房の損失の軽減

2.計画換気を阻害する空気の流入を防ぐ

などあります

断熱材素材性能は良くても、しっかり施工されていなければ

その欠損部分から熱・湿気が侵入してきます。

ですから、建物施工途中の段階で検査し

問題ないことを確認します

 

 

 

 

建物の窓をすべて閉めた状態で、写真の送風機をセットし、

ファンを回して室内の空気を排出していきます。

そうすると室内が負圧（空気が足りない状態）になるので

建物の隙間から外気が侵入してきます

この一連の工程を機械で測定します

 

 

気密測定結果

 

今回の測定結果はＣ値0.1となりました

計画換気を行うのに十分な値、結果となりました。

 

性能・数値だけ追い求めるのは住宅建設において

意味のないことですが、

職人の住宅に対する真剣さ・意気込み・精度が数値に

現れるものだと思っています

（建物の形状、窓の数・種類によっても多少変わりますが）